■包茎治療は3種類
特に増大や早漏の治療でご来院される患者様に言えることですが、
「自分は包茎じゃない」「包茎自体よくしらない」 という患者様が増えてきております。
確認の意味で3種類の包茎をご説明しましょう。
特に増大や平常時は包皮が余っているが、亀頭のカリに包皮が被らないようにとめておく事ができる方や、亀頭に包皮が被るが、 勃起しても痛みや締め付けもなくスムーズに亀頭を露出させることができる状態を言います。
日本において最も多いパターンの包茎が仮性包茎です。
■包茎の種類とデメリット
亀頭が包皮に覆われているとじめじめした状態になり、そこが雑菌の温床となって性病や悪臭の 原因になっていきます。亀頭の粘膜や、先端部分の皮は、非常に弱い部分で、 傷が入りやすく、そこから雑菌が入って包皮炎や亀頭炎などを引き起こしてしまいます。
それが雑菌ではなく性病の菌やウイルスであれば性感染症になりかねません。 実際のところ、性病で来院される患者さんのほとんどは包茎の方です。
また、性行為に関しても包皮が破っている為、早漏や逆に不感症の原因になったり、女性に対してはカリが十分に 露出されないことで有効な刺激を与えられなかったりもします。
包皮の先が狭く、通常の時に亀頭を露出させると締め付け感があったり、勃起時には陰茎を締め付けたり、 亀頭を露出できない状態を言います。
■カントン包茎のデメリット
カントン包茎では、仮性包茎でのデメリットに加え、性行為時に包皮が切れ易かったり、痛みがあったり、 腫れ上がってしまったりする方がいます。
また、悪い場合は、一度剥げたまま、元に戻らず締め付けの為、血液の流れが悪くなり、亀頭の下の周りが 腫れてしまうこともあります。
包皮の先が狭すぎて通常の時であろうが、勃起時であろうが、
亀頭が露出をできない状態。
包茎の中で最も重症なタイプになります。
■真性包茎のデメリット
亀頭を露出することができない為、衛生面が非常に悪く、最悪の場合は、炎症を起こして亀頭と包皮が癒着する 場合もあることから、真性包茎では、仮性包茎、カントン包茎のデメリットに加え、 排尿や勃起などの日常生活にも支障をきたします。
年齢に関係なく(10~70代)毎日多数の患者様がいらっしゃいますが、 当院で治療される患者様が、どのような理由で来院されるか、多いものをまとめてみました。